<湘南J1昇格記念試合:TAKE

 ACTION

 FC2-1We’re

 back!

 FC>◇20日◇平塚競技場

 元日本代表MFの中田英寿氏(33)が20日、12年ぶりに平塚競技場のピッチに立った。湘南のJ1昇格記念試合に「TAKE

 ACTION」チームを率いて出場。DF洪明甫氏(41)FW野口幸司氏(39)ら湘南OBチームと対戦した。後半、黄緑色の湘南ユニホームでプレーした中田氏は「ピッチからの風景が懐かしかった」と話した。

 韮崎高を卒業した95年から98年にペルージャに移籍するまで3年半所属。「ベルマーレがなければその後のキャリアもなかった」。チームが資金難に陥った00、01年にはスポンサーになり、その後も交流を続けた。11年ぶりのJ1復帰には、祝福のメッセージも寄せた。「今でも、気持ちの中にベルマーレは残っている」と言い切った。

 試合は湘南OBがFWアマラオ氏(43)のゴールで先制、TAKEがFW薮田光教氏(33)の2得点で2-1と逆転勝ち。60分(30分ハーフ)フル出場した中田氏は「昔の選手ともプレーできて、楽しかった」と笑顔をみせる。湘南の真壁社長は「地域に根ざしたクラブの考え方と彼の考えは一致している。これからも何かできれば」と、今後のコラボにも期待していた。