ゴンが“プチ映画館ジャック”を試みる。コンサドーレ札幌のFW中山雅史(42)が20日から、札幌市内複数の映画館のモニター画面で、今季の札幌厚別開幕となる30日富山戦の来場を呼びかけることになった。札幌シネマフロンティア(中央区北5西2JRタワーステラプレイスセンター7階)とユナイテッド・シネマ札幌(同北1東4サッポロファクトリー1条館)の2カ所で、両館ロビーなどでPR映像が流れる予定だ。

 チームNO・1の知名度を誇る中山が、札幌の集客増に一役買って出る。今回の企画は6月11日公開の映画「アイアンマン2」のPRも兼ねており、42歳で現役を続けるサッカー界の“アイアンマン”ゴンが、映画と厚別開幕戦をダブルで宣伝しようというもの。映像では中山が「劇場のヒーローは映画館で、サッカーのヒーローはスタジアムに見に来てください」と呼びかける。

 中山自身は今季無得点も「理想のヒーロー?

 それは結果を出すこと。僕自身もそうなりたい」と話すなど、熱い気持ちは変わらない。ここ2戦出番はないが、待望のゴンゴールでチームも映画も勢いづける覚悟だ。