山形小林伸二監督(49)が22日、勝利を確実にするため“クローザー作戦”を掲げた。リードしている試合で、元気いっぱいのDFを投入し相手エースを封じるというもの。「ウチのセンターバックは、10試合ぐらいするとくたびれる。展開を見ながら途中で代えていくのも手かな」と語った。

 17日仙台戦の後半途中にも、競り合いに強いDF園田をDF石井に代えて投入。高さのある仙台FW陣を抑えた。24日C大阪戦でも、同じ役回りになりそうな園田は「アクシデントでもない限り、交代カードを切りたくないポジションだと思う。ただその分、責任は大きい」。勝ち点を積み上げられるように、先発はもちろんDF陣もキッチリ出番に備える。