磐田は02年に勝って以来、リーグ戦で14戦白星のない鹿島(ヤマハ=午後6時)を迎える。

 磐田が攻撃策で鹿島に借りを返す。24日にホームに迎える鹿島には、02年に勝って以来14戦連続白星なし。3連覇中で現時点でも首位を走る相手に対し、23日の前日練習後、柳下正明監督(50)は「両サイドバックはどのチームにも通用する。そのクロスに対して『ボランチのどちらか1人は勇気を持って入っていこう』と言っている。それくらいやらないと点は取れない」と、真っ向勝負での戦いを明言した。

 前節清水戦に続く2戦連続の首位との対決で、チームの真価が問われる。前回けが人続出のため代役先発したMF山本康やDF大井が奮闘。敵地で優勢に試合を運びスコアレスドローに持ち込んだ。それでも同監督は「彼らのいいところが出た。次は苦手なところも出てくる。そこが正念場」と緊張の糸を切らさない。新加入したMF菅沼をベンチ入りさせ、MF船谷とともに「流れを見て圭祐(船谷)なのか実(菅沼)なのか決めたい」と、采配にも余念がない。

 最後の勝利でゴールを決めたMF西も「いいかげん、鹿島に勝ちたい」と勝利に飢えている。FW前田はこの日の全体練習後に、PKの練習を行う徹底ぶり。「鹿島は強い。一番難しい相手」と同監督。選手も監督も、最後まで8年ぶりの勝機を探っていた。【栗田成芳】