浦和が、クラブ史上初めて「さいたまダービー」の本格的な応援イベントを実施する。31日は同じさいたま市をホームタウンとする大宮を埼玉スタジアムに迎えて対戦。地域を挙げて応援ムードを高めようと、同市内の浦和美園と大宮、羽生市、ふじみ野市で、リーグ戦では異例のパブリックビューイングを実施する。浦和美園の会場では、映画館の大型スクリーンで臨場感のある「3D中継」を予定している。

 浦和関係者は「ダービーという特別な試合を開催できるクラブは限られており、多くの方にその魅力とサッカー観戦の楽しさを感じていただければ」と期待する。大宮側ともタイアップし、両クラブの公式ホームページを「ダービー」の統一デザインにすることも検討中。チームは前節28日の京都戦(西京極)で公式戦6試合ぶりに勝ち、ダービーでの2連勝で一気に上昇気流に乗りたいところだ。