鹿島は8日、DF大岩剛(38)の今季限りでの引退と、DF笠井健太(24)ジウトン(21)FWマルキーニョス(34)の退団を発表した。J1最年長の大岩は、プロ16年間でJ通算386試合に出場し、鹿島や磐田などでリーグ優勝4回、天皇杯優勝3回に貢献。日本代表でも国際Aマッチ通算3試合に出場した。引退はリーグ終盤に決断していたという。「練習から日々完全燃焼してきたので、悔いなくやれたという気持ち」と振り返った。クラブは指導者としてのオファーをしている。

 マルキーニョスは08年のリーグMVP。今季もチーム最多11得点を挙げたが、世代交代のため再契約を見送られた。ブラジルへ帰国し、引退することが濃厚。