サッカー元日本代表MFの奥大介さん(38)が17日午前4時25分ごろ、沖縄県宮古島市で軽乗用車を運転中に交通事故を起こし、搬送先の病院で死亡が確認された。

 奥さんが所属したJ2磐田には、この日午前に悲報が届いた。黄金期をともに築いた名波浩監督(41)、鈴木秀人コーチ(40)は戦友の突然の死に言葉を失い、涙を浮かべていたという。名波監督は現役時代からやんちゃな面もあった奥さんを弟のようにかわいがっており、練習後は報道陣の問いかけに「また…」と話すにとどまった。クラブは高比良慶朗社長が「今はただ、奥大介氏のご冥福をお祈りし、謹んで心より哀悼の意を表します」とのコメントを発表。また、19日の熊本戦で喪章を着けて戦うか検討している。