Jリーグ再開に向けて、激しいポジション争いが再び幕を開けた。磐田は3月31日、東日本大震災後、初めてフルメンバーでの紅白戦を行った。U-22日本代表のウズベキスタン遠征(同21~30日)に参加していたMF山本康裕(21)、FW山崎亮平(21)、DF本田慎之介(20)の3人は、早速チームに合流。この日は前日の長距離移動で疲労も見えたが、山本康と山崎が主力組でプレー。本田は控え組で安定した守備を見せた。

 30日にはロンドン五輪2次予選の相手がカタールに決まった。代表定着を目指す3人にとって、クラブでのアピールは必至だ。開幕戦で先発出場し、決勝点を決めた山本康は「リーグが中断して、また横一線だと思う。しっかり(先発の)11人の中に入れるようにアピールしていきたい」。同じく、開幕戦スタメン出場の山崎も「常にクラブで結果を出さないといけない。危機感を持ってやっていく」と手綱を締めた。

 クラブではいまだ、リーグ戦不出場だが、今遠征で代表初招集となった本田は「クラブあっての代表だと思う。リーグ戦に絡んでいけるように頑張りたい」と意気込んだ。再開の新潟戦まで残り24日。「ロンドン組」の3人が、スタメン争奪戦を熱くしていく。【神谷亮磨】