<J1:広島3-1磐田>◇第26節◇17日◇広島ビ
磐田は広島に先制を許し、12試合連続失点のクラブワースト記録を更新。FW前田遼一(29)の今季初の2戦連発も及ばず敗れた。
チームの試練にエースが奮い立った。2点を追う前半25分、パスを受けた前田が左サイドの山田にスルーパスを供給。そのまま中央のスペースに走り込み、山田のクロスを左足でゴール右隅に流し込んだ。前節清水戦後に復帰ゴールを決め「毎試合点を取ってチームに貢献したい」と話していたエースの追撃弾で1点差に迫った。
前田は同得点で今季初の2試合連続ゴール。ゴール数でも3年連続で2ケタ得点をマークした。J日本人選手ではJ2横浜FW三浦知良、札幌FW中山雅史に次いで、3人目となる6度目の2ケタゴールを達成した。今夏は左足の肉離れで約1カ月間戦線離脱。チームもエース不在時で1勝3敗1分けと苦しい戦いを強いられた。それでも、復帰後は本来の調子を取り戻し、清水戦のゴールで完全復活を証明。「足の状態はいい」と、この日も前線で起点を作り、奮闘した。
エースが復調する一方で、不名誉な記録を更新した。前半3分に先制点を許し、1シーズン制となった05年以降では、クラブワーストとなる12試合連続失点を記録した。負の流れを断ち切れず、同20分と後半12分に失点。勝てば7位浮上の可能性もあったが、今季2度目の連勝を逃し、順位も10位に転落した。【神谷亮磨】



