仙台が、来季J2に降格する甲府を戦力外となったDF内山俊彦(33)を獲得することが20日、分かった。センターバックとサイドバックの両方をこなせて抜群のスタミナを誇るベテラン。昨季は甲府のJ1昇格に貢献し、98年から06年までは山形でプレーしていた東北と縁の深い選手だ。今季限りで甲府を退団となり、13日のトライアウトに参加していた。

 仙台は今季不動のセンターバックとしてリーグ最少失点の堅守を支えた韓国代表DF■秉局の去就が流動的な状況。DF細川も契約満了で退団し、最大の武器である強固な守備の維持には補強が急務となっていた。すでにDF■秉局の代役候補としてC大阪DF上本の獲得が濃厚で、さらに内山にも白羽の矢を立てた。経験豊富な選手だけに、チームにとってさまざまな面でプラスとなりそうだ。※■は十の下に日を2つ縦に並べ、十の縦棒が1つ目の日を貫く