磐田は18日、新チーム始動から4日目で初の紅白戦を行った。昨季リーグ戦でクラブの新人記録となる12得点を決めたFW金園英学(23)が早速2ゴールをマークして猛アピールした。

 ゲーム形式の練習となった瞬間、点取り屋のスイッチが入った。ハーフコートで行われた9対9の紅白戦(30分ハーフ)。前半に、新加入のDF宮崎とパス交換し左足で先制点を奪った。後半にはオフサイドでゴールが認められなかったシュートがあったが、直後に右クロスを鮮やかなダイレクトボレーで決めて2点目をマーク。初の実戦形式で点取り屋が最も求められる結果を出した。「ゲーム形式の練習は燃えるモノがある。点を取れて良かった」と満足そうに振り返った。

 前日まではパス回し中心のメニューでチーム始動日からシュート練習は1度もなかった。「何かモヤモヤしていた」と、FWとしてシュートを打てないことに困惑したが、ボールを保持するためのプレーに徹し、森下監督が目指すスタイルを吸収しようと努力した。

 昨季はルーキーながらチーム2番目となる12ゴールをマークした。2年目となれば相手チームに研究され、執拗(しつよう)なマークを受ける機会も多くなるはずだ。また、エース前田の残留が決まり、新たにU-23韓国代表のペクソンドンが加入。J2岐阜から押谷が復帰し、U-23日本代表の山崎もスタメン定着を狙っている。FW陣の層も昨年以上に厚くなり、ポジション争いも激しい。金園は「試合に出ること自体が難しいと思う。練習から結果を追い求めてやっていきたい」。2年目のジンクスは関係ない。年男の「ゾノ」が今季も大暴れする。【神谷亮磨】