清水がJFLに昇格した藤枝MYFCと4日、練習試合を行い、2-4で敗戦も、ルーキーMF河井陽介(22=慶大)が初得点をマークした。

 清水は何度も決定機をつくりながらも、ゴール前で精彩を欠いた。逆にミスからのカウンターで少ない好機を確実に決められて4失点。アフシン・ゴトビ監督(47)は「モチベーションの低さが出てた。どんなレベルのチームとやろうと同じモチベーションを持たなければいけない」と淡々と話した。

 一方で、後半から左サイドバックで出場したMF河井が、後半14分に初ゴールをマーク。同19分にはFW白崎凌兵(18)が実戦デビューし、GK櫛引政敏(19)がプロ初先発するなど、若手には収穫となる試合だった。河井は「周りの選手がどういう動きをするのかつかめた」。白崎は「結果を出せなかったが、最初としてはまずまずだったと思う」と話した。ゴトビ監督も「若手はスキルが高く躍動していた。チャンスも作れていたし、満足している」と、評価した。