仙台は3日、神戸と非公開で練習試合(45分×3本、ホームズスタジアム神戸)を行った。開幕前最後の実戦に手倉森誠監督(44)は開口一番「いい試合だった」と満足げ。今年初のJ1クラブとの対戦。オフに大型補強を敢行して戦力も充実した神戸に立ち上がりは押し込まれる場面もあったようだが、前半途中からペースを握って得点も生まれたという。「判断の速さとかはこれまで(練習試合をやってきたJ2クラブ)と違う。新しい戦力が入って色が変わっていた。キャンプの最後に力のあるチームとできて良かった」と収穫を強調した。

 これで1月31日から行ってきたキャンプも終了し、チームは試合後に帰仙。指揮官は「もっともっと鹿島のスカウティングをやっていかないと」と、開幕へ向けて気を引き締めていた。