<J1:柏3-1札幌>◇第25節◇15日◇柏
札幌は柏に敗れた。前半に2失点。0-2の後半36分に途中出場のFW榊翔太(19)がJリーグ初得点を決めたが、追いつくことはできなかった。敵地は今季12戦全敗。J1敵地連敗はクラブワーストタイの13試合となった。残り9戦で15位と勝ち点17差。残留の道が、さらに厳しくなってきた。
昨季王者と力の差を見せつけられた。札幌は前半6分、MF河合の右サイドからのパスに高木純が走り込んだ。惜しくもミートせず先制チャンスを逃すと、2分後にDF裏をつかれ失点した。「試合の入りも悪くなかった。自分が入れていれば状況は変わっていたのに」と高木純。フィニッシュ精度の差が結果になって現れた。
試合前にアクシデントがあった。DFノースが股関節痛のため、この日になって先発を回避。前日の紅白戦では主力センターバックに入って連係を確認していたが、練習後に石崎監督に「少し痛みがある」と訴えていた。金、奈良のコンビで応急措置も前半だけで2失点。奈良は「1点で僕らが我慢していれば結果は変わっていたかも」と悔やんだ。
残り9試合で15位大宮との勝ち点差は17に広がった。5試合を残して最短降格した08年は同じ25節終了時点で13差。屈辱のシーズンを超えるペースで残留の芽が遠ざかろうとしている。MF河合、GK高原の復帰、榊の初得点と希望はある。ホームで迎える大宮との直接対決では確実に勝ち点3を取って反撃につなげたいところだ。【永野高輔】



