東京が来季新戦力として大宮MF東慶悟(22)を獲得することが24日、決定的となった。関係者は「大分時代の恩師ポポビッチ監督のもとで、もう1度新たなチャレンジをしたい気持ちが決め手になった」と言った。早ければ今週中にも発表される。ギリシャ移籍が決定した梶山の穴を埋め、司令塔として期待がかかる。

 東はロンドン五輪4強の関塚ジャパンメンバーでも主力だった。10年広州アジア大会優勝をスタートに、五輪では背番号10をつけ、実力は誰もが認める。将来的に本人はイタリア、スペインなど欧州移籍も希望しており、東京は今夏以降の挑戦も容認する契約条件を組み込んでいる模様だ。