J2G大阪は16日、新ブラジル人FWアディ・ロチャ(27)を完全移籍で獲得すると発表した。ドイツ2部コトブスなど欧州のクラブを渡り歩き、現在はルーマニアのステアウア・ブカレスト所属、今季は26試合12得点だった。184センチ、80キロの大型ストライカーで、明日18日から合流する。ホッフェンハイムに期限付き移籍していたMF宇佐美貴史(21)の復帰も既に決まっており、2人は7月20日神戸戦(万博)から出場可能となる。

 またクラブ側は、FWレアンドロ(28)とMF家長昭博(27)が契約満了で今月限りで退団すると正式発表した。13ゴールで得点ランキング1位のレアンドロは、同じJ2の2位神戸が獲得を検討。家長は保有権を持つマジョルカへの復帰が濃厚だ。J2首位を走るG大阪は、主力の退団と同時に緊急補強を行い、J1昇格へ油断はない。