今季限りで契約が満了する清水のMF高木純平(31)が13日、1回目の契約更改に臨み、来季も清水でプレーすることが有力となった。高木純は01年に清水ユースからトップへ昇格。その後10年に札幌へと移籍したが、今年4季ぶりに地元へ“復帰”した。エスパルスに対する愛情は強く、既にクラブ側からも1年延長の提示を受けている。金額面などの交渉は今後も続けていくが「清水でやることがベスト。自分が育ったこのクラブには、まだ返さなきゃいけないことがある。来年もチームのためにベストを尽くせたらと思っている」と、現時点での素直な気持ちを明かした。

 今季は開幕大宮戦でスタメンを飾りながらも、出場は7試合と定位置確保には至らなかった。高木純は「札幌時代に成長した実感がある中で、まだまだそのプレーが出せていない。まずは、開幕スタメンを目指して積極的にアピールしていきたい」と、来季に向けた意気込みを語った。【前田和哉】