キングは元気だ!

 J2横浜FCは29日、横浜市内で関東1部リーグの浦安SCと今季初の対外試合(30分×3本)を行った。FW三浦知良(46)は1本目で2トップの一角としてフル出場し、攻守にわたって躍動感あふれるプレーを見せた。47歳で迎える3月2日のホーム開幕戦(対愛媛)では、8年ぶりの開幕スタメンが現実味を帯びてきた。

 J1復帰を目指し、今季初の対外試合に臨んだ横浜FC。その先頭にいたのはカズだった。新加入FWホナウドと2トップを組み、左右の位置を入れ替えながら相手ゴールに迫る。味方シュートのこぼれ球をダイレクトボレーで打つ場面もあった。また、積極的に自陣に下がり、守備もこなした。1本目だけの出場に「まだまだ、これからですね。とりあえず30分やれて良かった」と、淡々とした表情で振り返った。

 昨年は宮古島キャンプ中の1月30日、FC琉球との練習試合に途中出場し、20分間プレーした。「去年のこの時期は20分やっただけでヘトヘトというか、体がいっぱいいっぱいだった。でも今年はその疲労は感じなかった。去年よりはいいスタートを切れたと思う」。12年シーズンは首痛で離脱し、秋にはフットサルW杯に出場。ちょうど1年前は疲れが残っていたが、今年はひと味違うようだ。

 昨年まで前線の主力だったFW大久保、田原、MF武岡が移籍。昨季後半から先発出場が増えていたカズは、このまま順調なら開幕レギュラーを任される可能性が高い。開幕スタメンとなれば、06年3月4日のアウェー愛媛戦以来。今季、約1カ月後に迫った開幕戦の相手も同じ愛媛になる。

 2月1日にはJ3の相模原と練習試合を行い、4日からの沖縄キャンプでは4試合が予定される。カズは「早く暖かいところに行きたい」とニヤリ。来月26日に47歳となるが、今年はより若々しい姿を見せてくれそうだ。【由本裕貴】