<J1:東京1-1甲府>◇第2節◇8日◇味スタ

 2戦連続ドローの東京は、大丈夫か~?

 前半5分に新戦力FWエドゥーの左ミドルで先制するも、1点リードで迎えた後半に反撃を食らい、またも同点で終えた。開幕柏戦と同じ追いつかれる展開で白星を逃したマッシモ・フィッカデンティ監督(46)は「状況に応じてバランスを保ちながら、やりたいことをやることがチームに足りない」。イタリア人監督は初勝利がお預けとなり、リードした中での戦い方を課題に挙げた。

 時間を追うごとに運動量は減り、相手をつかまえることができないままゴールを許す守備。個人技で突破を試みるものの、ゴール前まで入りきれずシュートはほとんどがミドル中心の攻撃とともに、まだチームは出来上がってはいない。試合前にはタレント志村けんが来場し、おなじみの「変なおじさん」で会場を盛り上げた。初の生観戦に「応援がすごかった」と驚く一方で気温8度には「寒かった~」。勝利に結びつけることはできなかった。