浦和は4日、仙台戦(6日、埼玉ス)からオフィシャルフラッグとオフィシャルサポーターズフラッグに限り、掲出を可能とすることを発表した。既製品のみ可能で、複数枚を縫い合わせるなど加工したものは不可。同フラッグ以外の横断幕、ゲートフラッグなどについては掲出禁止が継続される。また、ユースなどの育成カテゴリー、レディースに関しては、すべての横断幕等の掲出が可能となった。政治的、思想的な主張のあるものは掲出不可で、試合ごとにクラブスタッフが確認に回る。

 加えて、応援をリードする拡声器、太鼓は利用希望サポーターグループが事前申請し、クラブがヒアリングを行った上で利用可能にする。4日から、事前申請の受け付けが開始した。浦和の淵田敬三社長(59)は、2日のナビスコ杯大宮戦終了後に「フラッグや横断幕等は段階的ではあるが早急に解禁していきたい」と話していた。今後は横断幕等についても内容をチェックした上で、解禁される見込み。