<J2:山形1-2熊本>◇第8節◇20日◇NDスタ

 山形は熊本に敗れ、今季ホーム初黒星を喫した。立ち上がりからパス精度を欠き、イージーミス連発。後半1点を返す意地は見せたが、今季ホーム4戦目で不敗神話が崩れた。

 山形が、勝ち点1差で追っていた熊本に完敗した。前半43分、左クロスを頭で決められ、先制を許した。この1発で目覚めたかに見えたが、相手プレスの前に最終パスがつながらず、ラインも上げられなかった。高い位置からプレスをかけられ、1対1でボールを奪われる悪循環。後半19分にはDF西河がゴール前で相手DFに抜かれ、致命的な2点目を失った。石崎信弘監督(56)は「相手のプレスに対して落ち着いてボールを回せなかった」と敗因を挙げた。

 だが、最後まで点を奪いにいく気迫は見せた。2点を追う後半29分にはボランチ秋葉に代えてFW万代を投入。1ボランチの超攻撃的布陣で追撃した、同38分には前半の1トップから万代との2トップの形になった川西が移籍後初ゴールを決めた。川西は「点を取ったことより追いつきたいという気持ちの方が強かった」と悔しさをにじませた。

 石崎監督は「川西はボールをためて時間を作れる良さが出ていた。(2トップは)オプションの1つ」と敗戦の中にも、収穫を口にした。大型連休に入る次節アウェー北九州戦(26日)から5月11日までは5連戦の過密日程となる。石崎監督は「(この日の)後半のような気持ちで最初から戦えるようにしたい」と気持ちを切り替えた。【佐々木雄高】