J2山形の山崎雅人主将(32)が今日21日のアウェー讃岐戦で今季初ゴールを狙う。チームは20日、山形県総合運動公園でミニゲームなどで最終調整し、香川県入りした。

 今季17試合出場の山崎主将は4-2-3-1システムの主に2列目、左MFでプレー。昨季は出場35試合で8得点も、今年はまだゴールがない。切り札として途中出場が多い中、「(自分の)ゴールよりも勝ちたい。でも点を取らないと自分の調子も上がって来ないから」と闘志を見せた。

 これまでチーム最年長だったが、3歳上のベテランGK山岸が浦和から期限付き移籍。年長選手として、それぞれ攻守の大黒柱となる「ザキさんギシさんコンビ」が誕生した。山崎は「後ろから的確な指示をしてくれるので頼もしい。いいお手本になる方なので見習いたい。全勝で折り返せるようにしたい」と、第21節まで残り3戦のリーグ前半戦を見据えた。【佐々木雄高】