仙台の新外国人MFハモン・ロペス(24)の、今日19日アウェー柏戦でのデビューが見送りになった。前所属のFCヴォリン・ルーツィク(ウクライナ)から移籍証明書が届かず、Jリーグへの選手登録が間に合わなかった。ハモンは6月29日に完全移籍で加入。リーグ再開初戦に照準を合わせて調整を続け、13日のJ3福島との練習試合で初めて90分フル出場するなど状態を上げてきていた。

 想定外のアクシデントは続いた。前日までフルメニューをこなしていたMF梁が18日の練習を回避。軽めのランニングのみでクラブハウスに引き揚げ、ミニゲームではボランチの位置にMF武井が入った。FWウイルソンも別メニュー調整が続いており欠場が濃厚。渡辺監督は「いろいろな組み合わせを試してきたし、地に足をつけて階段を1つずつ上っていきたい」と前を向いた。