体調不良を訴えていた川崎FのFW大久保嘉人(32)が4日間の完全休養を経て7日、チーム練習に合流した。フルメニューをこなし「体は軽くなったような気がした。やりながら治していくだけ」と話した。W杯帰国後から体が重く「ダッシュできないし、踏ん張れない。他のやつが出たほうがいいと思った」。2日の柏戦にフル出場し、翌3日に病院で血液検査を受けたところ、血中の赤血球の数が減少していたため急きょオフに。休養中は自宅で静養に努めたという。4年前のW杯後はオーバートレーニング症候群に悩まされた。「あの時はサッカーを見たくもなかったけど、今回はしたいしね」と意欲は十分。9日の浦和戦には出場する意向だ。