J2札幌は28日、札幌宮の沢で練習を再開した。湘南戦で左アキレスけん痛を再発したMF河合竜二(36)、同じく試合中に右膝を痛め交代したMF上里一将(28)が別メニュー調整となった。河合、上里の2選手は11月1日の次節東京V戦回避が確定。さらに、練習中にMF荒野拓馬(21)も右膝を痛め、メニューをフル消化したのは、バルバリッチ監督就任後最少の17人となった。

 指揮官は、負傷者が続いたのと、湘南戦の疲労を考慮し通常2時間の練習を1時間強に短縮。「試合での消耗が激しかったので。次の試合に向けて状態を整えてもらうため」と説明した。紅白戦もできない人数だが「状態のいい選手を見極めミックスする。11人いなくなったら大変だが、まだ大丈夫」と話した。