J2札幌を運営する北海道フットボールクラブが18日、札幌・宮の沢のクラブ事務所で取締役会を行い、本年度中に3100万円の債務超過を解消できる状況になったことが報告された。野々村芳和社長(42)は「まだプラス10万円ぐらい。これからが大事だが(債務超過を)克服できるメドは立った」と話した。

 Jリーグには、債務超過解消への方向性を示し、9月に来季クラブライセンスが交付されているが、実際にリーグ終盤の興行収入を計上した結果、超過額を補える利益が出ることが確定した。3月の株主総会で報告される。