日本代表MF香川真司(25)の所属するドルトムント(ドイツ)が、アウェーでユベントス(イタリア)に敗れた。複数のドイツメディアによると、出番のなかった香川はウイルス性胃腸炎にかかっていたという。第2戦は3月18日(日本時間19日)に行われる。

 リーグ戦で3戦連続先発中のドルトムント香川は、悔しそうにベンチで敗戦を見届けた。試合前には観戦に訪れた元日本代表監督のザッケローニ氏が「香川はクラブでとてもよくやっている。今日も活躍するだろう」と期待したが、恩師に勇姿を見せられなかった。テレビの取材に「切り替えて次の試合(シャルケ戦)に向けてしっかり準備したい。欧州CLも次はホーム。自力はあるので頑張りたい」と答え、スタジアムを後にした。

 ドイツの複数のメディアは出番のなかった香川がウイルス性胃腸炎にかかっていたと報じた。イタリアへの移動の機内で胃腸炎を患っていたMFカンプルが倒れるアクシデントが起きており、感染した可能性がある。