マンチェスターUが、13年以降、プレミアリーグで最も無駄遣いしているクラブであることが分かった。

 スポーツ・マーケティング、マネジメント大手「プライムタイム・スポーツ」の調査によると、マンUが13年以降に獲得した選手の中で、出場時間が全試合時間の半分に満たない選手の移籍金が1億1800万ポンド(約224億3180万円)にものぼるという。

 12-13年シーズンを最後にファーガソン元監督が去ってから、クラブの選手獲得がうまくいっていない証拠で、14年夏に獲得したアルゼンチン代表MFディマリア(現パリサンジェルマン)の移籍金5500万ポンド(約105億円)が半分を占める。

 また、欧州市場で昨季1番利益に繋がった選手は、アーセナルのチリ代表FWサンチェス。同選手は、全試合時間の86%に出場を果たした。

 出場時間をみるとディマリアは48%で、2700万ポンド(約51億3000万円)でサウサンプトンからマンUに移籍したDFショーに至っては33%にとどまった。

 プレミアリーグのクラブは総じて無駄遣いが多く、13年夏以降、各クラブでの出場時間が50%以下の選手に費やした金額が4億7500万ポンド(約903億円)に届いた。

 マンUの次に無駄遣いをしたクラブは、トットナム、マンチェスターC、リバプール、アーセナル、チェルシーと続く。