DF太田宏介が所属するフィテッセは、ホームでズウォレと1-1で引き分けた。

 フィテッセは後半20分、オウンゴールで先制したが、同23分に追いつかれた。

 太田は3試合連続で左サイドバックでフル出場。落ち着き払ったプレーを披露。ビルドアップでもCBクライスワイクから何度となくボールが渡り、MFブラウンとのコンビで左サイドを崩してクロスを入れた。CKは左右とも任され味方に合わせたが、シュートミスもあってゴールにつながらなかった。また、左サイドに生まれたスペースに走りこむ味方選手へのパスも正確だった。

 太田は「プレスが全く無かったからだいぶ自由に持てた。(FKやCKは)チャンスもあったので決めてくれよと思いました。入ったと思ったシーンが何回もあったんで残念です。(後半のシュートは)結構、神がかり的なコースへ行ったが、相手GKも気持ちよくセーブしていた」と苦笑い。U-23代表がリオ五輪出場を決めたことについては「これでどの選手も可能性が広がった。本当に大きな出場権獲得だと思う。特に東京でともにやった選手たちが試合に出て活躍してたんで、それが嬉しい」と喜んだ。

 フィテッセは9勝5分け6敗の勝ち点32で7位。