ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)が17日、インスタグラムの公式アカウントで人材募集のメッセージをアップした。いきなり英語で、世界中に人材を求めている。

 職種は「Executive assistant(エクゼクティブ アシスタント)」でビジネス面を主とする専属アシスタントとみられる。条件は、海外勤務が可能で英語と日本語をネーティブレベルで操ることのできるバイリンガルという2点のみ。

 なぜ、サッカー選手の本田が専属アシスタントを求めるのか。本田にはロシア1部CSKAモスクワ在籍時から、現在のセリエA・ACミランに至るまで、チームの練習時間も含め、ほぼ24時間体制でコンディションを管理する専属トレーナーがいる。

 ただ、今回はまったく違った仕事になる。狙いは、所属事務所「HONDA ESTILO(ホンダ エスティーロ)株式会社」公式サイトの、求人欄にある本田本人のメッセージから読み取ることができる。

 「我々は本気で世界を変えたいと思っています。特に教育には大きな改革が必要だと感じており、サッカー事業を通じて子供からプロチームまでの道筋は作ってきたが、我々はここから世界の子供達を意識していくことになります。

 貧しくてやりたいことをやれない子供達を本気で救いたいと思っています。

 プロサッカー選手をやりながら、その他の多くのプロジェクトを成功させるには最高のアシスタントが必要です」(原文ママ)

 どうやら、サッカーで世界一を目指しながら、教育と子どもたちに夢を与える取り組みに着手するためのアシスタントのようだ。

 果たして、日本と世界から、どれだけの応募が集まるのだろうか。