4位だった1972年大会以来、44年ぶりに出場したハンガリーが力尽きた。シュトルク監督は「相手が勝利に値した。それでも、われわれのチームには明るい未来が待っている」とベスト16という結果を前向きに捉えた。

 大会の最年長出場記録を樹立した40歳のGKキラーリは再三の好守でチームをもり立てた。終盤に連続失点して結果的に大差がついたが、ベテランGKは「全てを出し尽くした。とてもいい大会だった」と振り返った。