レスターFW岡崎慎司が公式戦3試合ぶりに先発に名を連ね、2得点を挙げる活躍を見せたが、チームは延長戦の末、2-4でチェルシーに敗れた。

 岡崎は前半17分にヘディングで16年3月14日ニューカッスル戦以来約半年ぶりのゴールを決め、同34分には右足で強引に押し込んだ。

 欧州CLのクラブ・ブルージュ戦ではベンチ外となったが、「ちょっとがっかりしたのもあって、切り替えるのにいつもより熱くなってしまった部分があった。でも今季に入ってからずっとシュートは打つようトライしているし、こぼれ球も常に狙うようにしている。そういう地道なことを続けながら、プレーヤーとしてはプレーのクオリティーを常に上げるっていうことに尽きるかなと思いました」とした。

 この日の2ゴールについては「(ラリエリ監督の見方は)変わらないとは思うが、ラッキーボーイじゃないけど『今、当たっているな』と思ってもらえるだけでも全然違うかなと。だって今まではサブに置いておくのも厳しいみたいなところも思われていたぐらい。今日の(2得点)で『点を取れだしているし、ベンチに置いて途中から出しても良いな』と思わせたというのが、自分にとっては次へのチャンスにつながる。長い間ゴールを取ってなかった。自分にとっては大事なゴールだし、本当にこういうことの繰り返しやなと思う。(欧州CLでのベンチ外は)焦った部分はあったが、長い目で見たら浮上のきっかけになった。こうやって焦ったから2ゴールが生まれたと思う。やはりその立場にならないと本当の底力は出ない。きょうはそれがたまたまゴールにつながったけど、これをきっかけにしたい」と話した。