FW大迫勇也が所属するケルンがアウェーでシャルケに3-1で逆転勝ちし、2位に浮上した。大迫は2トップの1角で出場し、今季初ゴールが同点弾となるなど勝利に貢献した。

 前半36分にFWフンテラールに先制点を奪われたケルンは同38分、左サイドからのクロスをFWモデストが右足で落としたボールを、ペナルティーエリアのすぐ外から大迫が右足のミドルシュート。これがゴール左へ突き刺さり同点に追いついた。大迫は同41分にもカウンター攻撃からの右クロスにスライディングで飛び込み右足を伸ばしたが惜しくも届かず、後半9分にも縦パスが抜けてきたところを拾って右足シュートを放ったが、相手GKの正面となり天を仰いだ。

 しかし、ケルンは同32分、左サイドからのMFラウシュのクロスにモデストが右足を合わせて勝ち越し、同38分にペナルティーエリア左でFWオズカンが粘ってキープしてラストパスを送り、MFツェラーが右足で押し込んでリードを広げた。

 大迫は2-1とリードした後半37分に退いた。

 2連勝のケルンは3勝1分けの勝ち点10で、首位Bミュンヘンに2差の2位に浮上した。シャルケは4連敗で17位。