セビリアの日本代表MF清武弘嗣(27)は、アウェーで第1戦となる4部フォルメンテラ戦にフル出場。5-1で大勝し、第2戦に大きなアドバンテージを得た。

 清武は9月17日のエイバル戦(リーグ戦)以来のフル出場を果たしたが、決定機を演出することができなかった。右MFで先発し、チームの攻撃が左サイドを起点としていたため、バランスを保つプレーに終始。終盤には4バックから3バックに変わり、守備が求められる右ウイングバックとしてプレーした。レギュラー獲得へアピールが必要だったが、大きなインパクトを残せず「アピールはしたいですし、そういう意味では悔いの残る試合」と残念がった。(山本孔一通信員)