スペインリーグ「リーガ・エスパニョーラ」の伝統の一戦「クラシコ」バルセロナ-レアルマドリードが3日午後4時15分(日本時間4日午前0時15分)から、バルセロナの本拠地カンプノウで行われる。

 毎節最大5試合を生中継しているWOWOWでは3日深夜0時から、WOWOWライブで生放送する。

 世界中が注目する伝統の一戦を前に、同局では元日本代表の宮本恒靖氏と松木安太郎氏による『クラシコ直前対談』を実施。前哨戦? として、その一部をお届けする。

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 スタイルを変えられないバルセロナ。バランスが良くなったRマドリード

 松木氏はバルサをこう分析する。「MSN(メッシ、スアレス、ネイマールのトリオ)にボールを配給し、気の利いたプレーができていたイニエスタがいないのが痛い。バランサーがいない」

 宮本氏も「バルセロナはスタイルを変えられないので、イニエスタがいないと前にボールが出せなくて、MSNを生かしきれない可能性もある」と同調した。

 レアルについても2人の意見が一致。宮本氏が「ベイルがいなくなった(故障で離脱中)ことによって、今までになかったバランスのいいやり方を見つけたように思う」。松木氏もこれにうなずいた。

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 ★ホームアドバンテージでバルセロナ勝利を予想

 2人はともに、バランスの良さでレアル推しだったが、勝敗はまた別のようで、そろって「バルセロナ勝利」とした。

 宮本氏は「前回のクラシコでは、バルセロナはホームで負けている。2回続けてホームで負けないだろう」。

 松木氏は「こういう試合はアウェー戦の難しさと、必ずホームの利が出てくる」と力強くバルサ勝利を予想した。

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 なお、過去のクラシコ戦績は232回対戦しバルサ91勝、レアル93勝。引き分けが48試合とほぼ互角。世界屈指のビッグクラブが激突は見逃せない。