サッカーのクラブ世界一を争うクラブW杯は14日に大阪府吹田市の市立吹田スタジアムで準決勝が行われ、南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)はJ1王者の鹿島(開催国枠)と対戦する。

 初戦となる準決勝に臨むナシオナル・メデジンのルエダ監督は記者会見で、11月にコロンビアで起きた航空機墜落事故で多くの選手らが犠牲になったシャペコエンセ(ブラジル)について改めて言及し「私たちにとって兄弟のようなチーム。彼らのためにも全力を尽くしたい」と意気込んだ。

 シャペコエンセと対戦する予定だった南米カップ決勝の直前に事故が起きた。

 会見に同席したDFアギラルも「彼らや彼らの家族のためにも、タイトルを持って帰れるような試合をしたい」と話した。