MF長谷部誠が所属するフランクフルトが2部のビーレフェルトを1-0で下し、10年ぶりの準決勝進出を決めた。

 前半6分、DFタワタの左からセンタリングが相手DFに当たってこぼれたボールを、MFブルムが左足で決めてフランクフルトが先制し、そのまま逃げきった。

 長谷部は発熱のため、ベンチ入りしなかった。

 昨年5月に腫瘍摘出手術を行ったDFマルコ・ルスが後半ロスタイムに出場。サポーターの大歓声を受けて285日ぶりにピッチに立ったルスは「感動的な瞬間だった。長くてつらい時間だった」と感慨深げだった。

 なお、MF香川真司が所属するドルトムントと3部ロッテが対戦するドイツ杯準々決勝は豪雨のため、中止順延となった。香川はスタメン予定だった。

 Bミュンヘン-シャルケ、ハンブルガーSV-ボルシアMGは1日に行われる。