イタリア北部ピンツォーロで合宿中のインテルミラノの日本代表DF長友佑都(25)が12日、練習試合に出場。1アシストを決める活躍を見せた。長友は、地元選抜チームを相手に、後半開始から左DFとしてピッチに登場。同40分からは左MFにポジションを移して、精力的に動いた。同41分には中央左からパスを出し、ガリタノの得点につなげた。試合は6-0で勝った。

 長友が報道陣に対応することはなかったが、前半、長友のとなりに座って観戦していたモラッティ会長は「チームは若いが(36歳の)ストラマッチョーニ監督同様に決断力がある。知性と情熱もある。若い選手たちは士気が高く、それをベテラン選手たちが守っている」と満足そうだった。