イタリア8部の試合で終盤10分に8度のオウンゴールが生まれ、八百長疑惑が浮上した。

 5日のコパ・シチリアのグループリーグ最終戦、ボルガータ-バゲリーア戦で、勝ち点1獲得で突破が決まるバゲリーアだったが、3-6となると、次々とオウンゴールで失点。8つのオウンゴールで最後は3-14で敗れた。

 これにより、対戦相手のボルガータが同組のパルティニカウダーチェに得失点差で上回り、突破が確定。ボルガータの監督は「終盤までは争っていた。相手主将からパルティニカウダーチェより我々が突破した方がいいと言われた」とウェブサイトで明かした。

 一方、パルティニカウダーチェの監督は「オウンゴールの意図を理解することはできない。イタリア連盟の調査を願うよ」とコメントした。

 同国メディアは、ボルガータの選手が驚いてオウンゴールのシーンを見ていたと伝えたが、八百長があったのではないかと伝えた。