イタリア・オリンピック委員会(CONI)最高裁判所は29日、パルマが申請していた来シーズンにおけるUEFAライセンス許諾の訴えを却下した。この結果、来シーズンの欧州リーグ出場権が、パルマからトリノに移った。

 2013-14年シーズンのセリエAを6位に終えたパルマは、来シーズンの欧州リーグ出場権を獲得。しかし、パルマは約30万ユーロ(約4200万円)の所得税を公表しなかったため、イタリアサッカー連盟(FIGC)から来シーズンのUEFAライセンスを与えられなかった。

 この件に関して、パルマはCONI最高裁判所に訴えを申し出ていたが、判決が却下された。このため、2013-14年シーズンのセリエAを7位で終えていたトリノが来シーズンの出場権を獲得した。【超ワールドサッカー】