ACミランのバルバラ・ベルルスコーニ副会長が立ち上げた新スタジアム建設計画が正式に発表された。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙によると、場所はミランの新社屋「カーザ・ミラン」近くのポルテッロ地区。街の中心のドゥオーモ広場から地下鉄に乗れば7つ目という便利なところだ。

 18-19年シーズンより新スタジアムをホームにする計画で、建築費はおよそ3億ユーロ(約405億円)。これについてはスポンサーや投資家などから全資金を調達する。

 ミランがオーナーとなるこのスタジアムが完成すれば、クラブの収益は20%~25%増え、選手補強などにあてられる。

 収容人数4万8000人(欧州チャンピオンズリーグ決勝を行うスタジアムとしては条件を満たさない)で、内部のどの場所からもピッチを完全に見渡すことができる。周辺には300室あるホテル、レストランなども建設される。工事は16年に始まる予定。