ルマンMF松井大輔(26)が、日本代表合宿開始予定の5月19日までに移籍先を決める意向であることが分かった。28日、クラブに近い関係者が明らかにした。すでに日本サッカー協会から招集の打診を受けており、代表に集中するために合流までに進路を確定する。フランス1部のサンテティエンヌとリールに加え、ここにきて昨季のドイツ王者シュツットガルトからも正式オファーが届いたため、この3クラブに絞りツメの交渉を進めていく。

 ほかにもパリSGなど複数クラブから関心を寄せられたが、正式オファーと飛躍できる環境にこだわった。パリSGは18位と2部降格の危機にひんしているため断った。サンテティエンヌは5位、リールとシュツットガルトはともにリーグ6位で、来季のUEFA杯出場権獲得の可能性がある。