CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)が、地元紙から厳しい評価を受けた。12日のロコモティフ・モスクワ戦(アウェー)に先発したが、望まないボランチで思うように攻撃に絡むことができず後半28分で交代。チームも0-1で敗れた。2万人超の大観衆で埋まった注目度の高い「モスクワ・ダービー」。格下相手に取りこぼしたとあって、本田ら主力に対し、13日付のスポルト・エクスプレス紙は「彼らは一体、何をしていたんだ?」と辛口だった。これで本田は、W杯南アフリカ大会のパラグアイ戦から数え、公式戦出場10試合無得点。フラストレーションがたまっているのか試合後は「お疲れさまでした」とだけ発し、足早に去った。CSKAは3位。首位ゼニトとの勝ち点差は10と大きく開いた。

 [2010年9月14日9時9分

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