国際サッカー連盟(FIFA)視察団は16日、W杯開催を目指すカタールの招致計画に難色を示した。団長を務めるチリ協会のマイネニコルス会長は、宿泊施設や交通機関が十分ではないと指摘し「いくつか課題がある」と発言。中東初開催を目指す同国は、各競技場へ1時間程度で移動できる「コンパクトなW杯」を理念に掲げているが、同会長は「1930年のウルグアイの規模とは劇的に変わっている」と語った。一方、カタールのW杯招致委員会は招致アンバサダー(大使)に元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏(38)を任命した。

 [2010年9月18日9時26分

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