<ブンデスリーガ:シャルケ1-0ボルシアMG>◇28日◇ゲルゼンキルヘン

 シャルケの日本代表DF内田篤人(23)が、リーグ戦に今季初めて出場した。ホームのボルシアMG戦に、右SBで先発フル出場。攻撃面で見せ場は少なかったが、守備で存在感を示した。豊富な運動量で完封勝利に貢献し、定位置取りをアピールした。試合はFWラウルの得点で勝利。またボルシアMGのFW大津祐樹(21)はベンチ入りしなかった。

 内田が守備でアピールした。リーグ開幕4試合目で初の先発出場。「ディフェンスはしっかりやろう」と、意識した守備で相手の左サイドの攻撃をしっかり抑えた。チームの今季リーグ戦初完封に貢献し、「守りはバランスよく、危ないところはほとんどなかった」と胸を張った。得意の攻撃参加については「もっと出られれば、ファルファンと組んで良い崩しは出来ると思います。まだまだこれから」と調子を上げてきた。(鈴木智貴通信員)