韓国サッカー協会は8日、趙広来監督(57)を更迭したと発表した。昨年7月に就任した同監督は、11月のW杯アジア3次予選で格下レバノンに1-2と敗戦。就任から12勝6分け3敗と振るわず、責任問題が浮上していた。同協会の皇甫官技術委員長は会見で「このチームの力やチーム運営では、W杯ブラジル大会出場は難しいと判断した」と理由を明かした。

 次期監督候補にはJ1清水のゴトビ監督、元韓国代表主将で柏でもプレーした洪明甫五輪代表監督、Kリーグ王者全北の崔康熙監督らの名が挙がっているが、韓国の朝鮮日報(電子版)は、洪氏が「もしそういう話があっても引き受けるつもりはない」と、辞退する意向を示していると報道した。