サッカー日本代表は29日、米フロリダ州タンパ近郊で行う事前合宿に向けて成田空港から出発した。

 主将のMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)は出発前、ドイツ紙フランクフルター・ルントシャウ(電子版)で合意間近と報じられたフランクフルトへの移籍について「今、いろんな話をもらっているところ。近いうちに決まると思う」と話した。ニュルンベルクの退団は確実となっていたが、近く来季の新天地が決まるとの見通しを明かした。

 完全オフとなった、キプロス戦翌日の28日は「静かな温泉で過ごした」と英気を養った。1次リーグ初戦までは実戦2試合があり「状態はこの前よりも良くなると思うし、積み上げてきたものを出して、いいイメージでブラジルに入りたい」。開幕まで約2週間。「まだ期間があるし、張りつめすぎてもいけない」と落ち着いていた。