[ 2014年2月13日5時28分 ]女子ハーフパイプで5位入賞し、笑顔の岡田良菜(共同)<ソチ五輪:スノーボード>◇12日◇決勝◇女子ハーフパイプ

 2度目の五輪となった岡田良菜(23=バートン)が日本勢過去最高の5位に入賞した。

 12人で争う決勝は1番スタート。1回目は最後の着地で尻をつき、47・75点の11位と出遅れた。しかし2回目は、この日最高の演技をみせ、85・50点をマークした。残り2人まで3位にとどまる高得点で、メダルの期待も抱かせた。最終的に表彰台こそ逃したものの、この種目で日本勢過去最高の8位を大きく上回る順位となった。

 前日に同種目の日本男子2選手がメダルを獲得し、勢いに乗って挑んだ決勝の舞台。岡田はメダルには届かなかったが、前回バンクーバー五輪予選落ちの悔しさを晴らす入賞だった。

 ケイトリン・ファリントン(米国)が91・75点で初優勝し、前回金のトラ・ブライト(オーストラリア)が2位、ケリー・クラーク(米国)が3位となった。