<Vプレミアリーグ女子:JTマーヴェラス3-0武富士バンブー>◇7日◇所沢市民体育館

 JTは3-0のストレートで武富士を下し、通算9勝14敗とした。

 レギュラーシーズンも残り5試合、なかなか勝ち星が積み上がらないJTだが、この日は持ち味を存分に発揮する試合運びを見せた。北京五輪代表のセッター竹下佳江(30)が、武富士ブロック陣をほんろうするトスワークを見せると、タチアーナ(30)らが確実に得点に結びつけた。

 第1セットは序盤に奪ったリードをどんどん広げ先取。第2セットこそ接戦に持ち込まれたが、要所でタチアーナのアタック、宝来真紀子(30)のブロックなどが決まり、押し切った。第3セットも勢いそのままに25-16で奪い、完勝した。