<アジア大会:陸上>◇第9日◇27日◇韓国・仁川

 陸上競技が開幕した。その最初の種目となった男子400メートルの予選第1組に、前回大会銀メダルの金丸祐三(27=大塚製薬)が出場。

 終始、主導権を握った走りで、残り50メートルで予選通過を確信すると、最後は流した。46秒68の1着。3時間後の準決勝も45秒72の第1組2着で、28日の決勝に進んだ。「足が不安で最初は行けなかったけど、何とか気合で乗り切れました」と2本目に出した45秒台に手応えをつかんだ。

 また予選第4組には、加藤修也(19=早大1年)が登場。こちらも安定したレース運びで、46秒72で準決勝に進出。その準決勝も45秒88で第2組2着に入り「冷静とまでは言えないかもしれませんが、慌てずに(競技に)入れました」と落ち着いた口調で話していた。